【障害者雇用】面接での自己PRのはこうしたらいい!自己PRの徹底解説!
2023/01/06

「自分の事は自分がよくわかっている」と思っている方も多いでしょう。
面接官は「この人は、自社で活躍出来るのか?」を見ています。
自分のこれまでの経歴や今まで勉強した事、経験や能力を具体的に説明して応募先の会社へ伝えられるか、客観的に見えているかが重要なポイントです。
この記事では
面接官から「簡単に自己PRをお願いします」「自己紹介してください」と言われた時の
ベストな回答を考えていきたいと思います。
自己PRはいつ聞かれる?
自己PRは、履歴書や職務経歴書・エントリーシートを見た上で聞かれます。
したがって、面接では最初か最後に聞かれる事が多い質問です。
これは応募者が自分自身を客観的に見ることができているか、をチェックする大切な質問で、コミュニケーション能力の確認も兼ねています。
自己PRの内容はどうしたらいい?
自己PR・自己紹介が「普通のプロフィール説明」や「ただの自慢話」になっていてはいけません。
自己PRの大切な所は、「これまでの実績が応募企業の職種や業界に合っている能力か」をポイントに話してください。
シンプルに、簡潔にアピールするのが重要です。
営業職なら「前職(現職)では営業目標を●ヶ月連続達成した」
販売職なら「販売利益を毎月更新していた」など具体的な実績や
「管理職で10店舗以上のエリアマネージメントをしていた」というマネージメント能力、統率力、
または、仕事上で問題が発生した時の解決力などの能力や実務内容、対応力を伝えましょう。
ただ単に「●年間、勤務した」「役職は管理職だった」や
「〇〇大学で〇〇学部で学んでいた」などは、別にアピールにはなりません。プロフィールの紹介です。
大切なのは面接を受ける会社と今までやってきた仕事が結びつくかどうかです。
営業職の面接で「事務職を何年勤続したか」や
福祉業界で「IT系企業で何万ダウンロードを記録した」など
応募した業種と直結しないような自慢話は、面接官からすれば
「なら、なぜ営業職?」「なぜ福祉関係?」となり的が外れたアピールになります。
希望する会社と直結する内容を自己PRに入れましょう。
会社が求めている経験は?
会社が求めている能力や経験が、求人情報(求人票)に書かれている場合があります。
「〇〇業界で二年以上の勤務経験者」や「Ward・Excelが扱える人」など会社が必要としている能力と経験を持っている方は、それを踏まえてアピールポイントを作りましょう。
どのようにアピールするか
応募先の企業や会社が業界内でどのような立ち位置で、どのようなセールスポイントがあるかを調査しましょう。
例えば、飲食業界でもスピード重視の牛丼チェーンと品質・サービス重視の高級フレンチレストランではアプローチの仕方が違います。
スピード重視なら効率性や機敏性。
品質・サービス重視なら機密さや繊細さ、サービスに対する対応力など、応募先の会社の特徴をきちんと把握した上で自己PRをしていきましょう。
別業界・新しくチャレンジする仕事の場合
異業界や異業種にチャレンジする場合は、必ずしも直結するような実績や能力が見つからないかもしれません。
そんな時は、応募した会社の仕事での目標を探しましょう。
どんな仕事にも目標があります。
「月に●個以上へ販売・●人以上の集客、●個以上のコンテンツ発表」などなど、その目標へ向かう強い志向は全ての仕事で共通するポイントとなります。ここで自分のスキルや能力の共通点を重ねるとよいでしょう。
その目標に対して、どのような仕事ができるか、また、達成したことのある実績などを伝えた上で、応募会社の業種にも応用する事が出来る、と説明すると会社への自己PRに繋げることができます。
仮に、あなたが面接官なら「自分」を取るか?
あなたが応募した企業に対して使える資格や経歴・能力があったとしても、面接官にうまく伝わらなければ意味がありません。
面接官はあなた以外にも何人も面接・面談をしていますので、「面接に来てやってる」という態度は一発で分かります。
「この面接時間は無駄だな」と判断されたら、いくら必死にアピールしても意味が全くありません。
面接の自己PRはコミュニケーション能力を見ている部分もあります。
面接官に「この人と一緒に働いてみたい」と思ってもらわないと、あなたがいくら有能な能力のある人間だとしても、面接を通過することはできません。
不機嫌な態度だったり、急にラフな会話をしたり(初対面にも関わらず敬語からタメ口や流行り言葉などを使ったり)、終始不安気な印象を持たれると「大丈夫か、この人」となります。
明るい性格で謙虚な姿勢でなければ、会社は取りたくありません。
「一緒に仕事したくない」からです。
最低限の節度(礼儀)は必要
面接官もその会社で仕事をしています、その大事な仕事の時間を割いて面接をしています。
「忙しい時間を割いて、面接をさせてもらっている」という大前提を忘れないように心掛けましょう。
自己PRの伝え方とポイント
ここでは伝え方のポイントを覚えていきましょう。
自己紹介・自己PRを作成する時は、簡潔に整理した上で作ります。
まず自分の「実績」を最初に話しましょう。
「〇〇県出身で〇〇大学卒業」などは、仕事ではあまり重視しないです。(※新卒の場合は除きます)
基本的には「実績」を最初に述べてから「説明」をしていきます。
「店舗では新人担当を勤めて10人のアルバイトを教育していた」
「前の会社では前年比の倍の売り上げを達成した」
「サービス担当でクレームや苦情が〇〇件も減った」
など、結論から話し、それに対して「説明」をしていきます。
その実績になることに至った自分自身で行なった仕事での作業や行動を具体的に説明していきます。
この時、重要なのは「なぜ、そうしたのか?」という背景です。
この背景とは仕事上での考え方で、「挨拶がおざなりだったので、徹底させた」「営業成績が全体的に悪かったので徹底的にリサーチして効率的エリアを絞って営業した」など実績を作った仕事上での行動や内容を具体的に話すことで自己PRでの説得力が増します。
この「実績」と「説明」の順番で話すことが出来れば、自分の能力が会社の仕事上で役に立つことがアピール出来ます。
この時に「説明」は簡潔に話すことが大切です。
背景を詳しく話しすぎてしまい自分が言いたいことを1度に全部話してしまうと、必然的に話が長くなり面接官が知りたいことが全然伝わらなくなってしまうので、まずは簡単に実績とその達成できた理由を説明しましょう。
そうしたら気になる点は、絶対に面接官が質問してきます。
その時に答えれば大丈夫なので、一気に全部話さず面接官とのやりとり(コミニュケーション)を重視しましょう。
この時に面接官が仕事上あまり重要なものではないと判断した場合は質問されないので、深掘りされなかった場合は自分で「伝わってなかったかな」と気にしたりせず、追加で付け加えることは無理にしなくて構いません。
まとめ
面接官は自己PR・自己紹介ではあなたの仕事の能力や人柄をみています。
自分の実績や能力を過信して、横柄な態度や言動はしてはいけません。
面接で見るのは、結局は「一緒に働ける」かどうかです。
高慢で横柄な態度や自意識過剰な発言にならないように、
謙虚で前向きな姿勢で自己紹介・自己PRをして面接に臨んでください。