人事の仕事内容は?必要なスキルやどんな人が向いている?
2022/03/25

人事の仕事は就職活動をしていると接することがあります。
接していると自分でもできそうな気がして、人事で働いてみたいと思う方もいらっしゃるでしょう。
そもそも人事の仕事はどのような仕事なのでしょうか。
この記事では
- 人事の仕事内容は?
- 人事に必要なスキルや資格は?
- 人事に向いているのはどんな人?
について解説していきます。
人事の仕事内容は?
人事の仕事内容はたくさんあります。
採用業務
採用計画に基づいて必要な人材を採用します。
人材紹介の会社とやりとりをしたり、就職説明会の開催、採用の選考や内定後の採用者フォローも大切です。
人材育成
従業員の成長をサポートするための研修の実施や、教育制度の整備も仕事です。
入社した社員が問題なく仕事に入れて、知識が等しくなるように勉強会を開催します。
研修で説明の舞台に立つわけではなく、講師などを用意し、開催の準備を行うことが多いです。
人事企画
社員の能力や業績をしっかり把握し、成果をあげた人がきちんと評価される仕組みを作ることも人事の仕事です。
社員が長く働けるように、目標管理や評価制度なども作成し、確かな人事評価制度を作り、運用していくことがあります。
労務管理
社内の業務が滞りなく行えるように、労働に関する環境を整える業務です。
労働時間管理、給料計算、社会保険の手続きなども行います。
最近では労働時間が長く、過労死に至ってしまったり、メンタルの問題を抱える人も増えているので、その人たちのフォローと労働法規に関する知識が必要です。
人事に必要なスキルや資格は?
人事に必要なスキルや資格はなんでしょうか。
まずはコミュニケーション能力です。
人事は部署内や社員間の問題を調整することが多いです。
人事の人は直接社員と話すことも多いので、しっかりコミュニケーションが取れることが望ましいです。
人事は給与や社会保険、労務関係を担当します。
間違えがあっては大変です。
正確に仕事を行えて、且つ締め切りに遅れないようにスピーディに行えなければなりません。
また、人事は関係する制度や法律に従って労務管理を行います。
労働基準法や社会保険などの法律はしっかり把握しておかなければなりません。
労働に関する幅広い知識が必要な社会保険労務士の資格を取っておくと有利です。
しっかりとスケジュール管理が行えることも大切です。
毎月給料計算をし、銀行に振り込む。必要な書類があれば、社員が提出を遅れないように催促をするなど、人のスケジュールも覚えておかなければなりません。
人事に向いているのはどんな人?
人事の仕事に向いている人はどのような人なのでしょうか。
まずは、人事は社員個人の情報を持っていることもありますので、口が固く、秘密を守れなければなりません。
人事は全社員のマイナンバーの情報も持っており、給料の額も知ることができます。
しかし、それは決して外に出してはならない情報です。
口が固くなければなりません。
また、人事は人と関わる仕事ですから、人が好きな人が望ましいです。
社員の適正な評価をされるように、社員に対して興味を持って観察することが好きな人がいいです。
相手の立場に立って判断ができることも大切です。
会社にはいろいろ人がいて、いろいろな感情を持っています。
人事は相手の立場に立って会社の要求と社員の気持ちのバランスを見る必要があります。
まとめ
この記事では
- 人事の仕事内容は?
- 人事に必要なスキルや資格は?
- 人事に向いているのはどんな人?
について解説していきました。
人事は人を見る仕事です。
しっかりコミュニケーションが取れる方がいいですね。
障害者枠で採用されたら、できないことはきちんと伝えておきましょう。
仕事の範囲が広いので、しっかり伝えておかないとたくさん抱えてしまうことになります。