【障害者】障害を持っていると生命保険に入れないの?

2022/04/04

【障害者】障害を持っていると生命保険に入れないの?

障害があるといっても、身体障害や、精神障害、知的障害などさまざまです。

障害あると生命保険に入れないのでしょうか。

障害があっても自分の未来のために保険に入りたいと思われている方も多いでしょう。

この記事では

  • 精神障害でも保険に入れる?
  • 身体障害でも保険に入れる?
  • 内部障害でも保険に入れる?

について解説していきます。

精神障害でも保険に入れる?

精神障害にはどんな疾患があるかというと、統合失調症、気分障害(躁鬱病を含む)、神経性障害があります。

精神障害は保険に入れるのでしょうか。

障害は不安定なので、再発したり、仕事ができなくなったりします。

仕事を休む時に受給できる傷病手当金も約30%が精神障害が原因になっています。

仕事を休むと生活も厳しいですし、なかなか治るものでもないので、大変ですよね。

保険は、「相互扶助」の仕組みで成り立っています。

みんなが保険料を払って、何かあった人に支給するという助け合いの精神です。

ですので、あまりにも補償を使う方が入ってしまうと破綻するので、告知義務があります。

生命保険に申し込む際、自分の健康状態や職業を告知する必要があるのもこのためです。

告知の内容は、過去の病歴や入院や手術を受けたことがあるか等です。

医師の健康診断を必要とするものが多いです。

精神障害を隠して申請すると告知義務違反となり、契約を解除されてしまいます。

精神障害の人が入れる保険は、引受基準緩和型や無選択型保険になら入れるかもしれません。

引受基準緩和型

保険医加入する基準が一般の基準よりゆるく、健康状態に関する告知項目が少ないです。

デメリットは、精神疾患があっても入れる分、保険料が高いです。

無選択型保険

健康告知がいらないので、精神障害の方でも入れます。ただし、引受基準緩和型より保険料は高くなります。

しかし、医療保険の場合は、持病以外にしか使えません。

身体障害でも保険に入れる?

身体障害の方は、障害が固定されているかどうかでまた変わってきます。

もう障害が固定しているのなら、入れる保険もあります。

しかし、判断は保険会社によるので、必ずしも入れるとは限りません。

「相互扶助」の仕組みなので、しっかり告知をし、入れる保険を探すしかなさそうです。

引受基準緩和型や無選択型保険になら入れるかもしれません。

内部障害でも入れる?

これも身体障害や精神障害などと同じでなかなか入れるところはありません。

引受基準緩和型や無選択型保険になら入れるかもしれません。

過去3ヶ月以内に入院、手術を進められていないか、 過去2年入院、手術をしていないか 過去5年以内に癌または肝硬変で治療していないか

これらの質問に全ていいえであれば、腎不全が悪化した時でも補償されます。しかし、保険料が割高なので、注意が必要です。

まとめ

持病があっても入れる保険はありますが、保険料が割高です。しっかり貯金があるなら、高い保険料を払うより、その分貯蓄した方がいいのかもしれません。

自分の資産と保険を見て、入るかどうか考えてください。

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