【障害者雇用】精神障害者は障害者雇用に採用されにくい?
2022/04/18

精神障害者の方が障害者雇用の仕事を探す時、「精神障害者は受かりにくい」と聞いたことはありますか?
実際は如何なのでしょうか?
この記事では、
- 企業は精神障害者を求めている?
- 実際に雇用率は上がっているのか
- 精神障害で働くのは困難なのか
- 障害者に特化した人材紹介の利用のすすめ
について解説していきます。
企業は精神障害者を求めている?
精神障害者が障害者雇用のの対象になったのは、平成30年4月1日からです。
まだ精神障害が障害者雇用の対象になってから間がないのです。
企業側は精神障害者の方を障害者雇用として歓迎しているのでしょうか。
もちろん、採用されたということは戦力として認めてもらっていて、スキルを見てもらえていると思います。
しかし、精神障害の方がいきなり40時間働くのは困難なことが多く、まずは20時間からとすることもあります。
障害者法定雇用率では、40時間で1カウントとなり、20時間では0.5カウントになってしまいます。
ですので、採用が難しいこともあります。
また、精神障害の方への配慮がわからなくて不安があると思っている企業もあります。
実際に雇用率は上がっているのか
企業による精神障害者の雇用率は上昇していて、2019年には全国で78000人の方が採用されています。
10年前と比べて8倍になっているので、障害者法定雇用率の対象になってから採用は雇用率は上がっています。
精神障害者で働くのは困難なのか
精神障害者でも、履歴書や面接で配慮して欲しいことをしっかり伝えれば採用されています。
厚生労働省がまとめた、「令和元年度 障害者の職業紹介状況等」によると、精神障害者の新規求職申し込み件数は前年度比6.1%増加し、就職件数は前年度比3.3%増えました。
しかし、定着率は、外の障害の方より低くなっています。
1年定着率で49.3%しか残っていません。
他の障害は60%以上は定着していることを考えると、精神障害者が仕事を続けていくのは困難なこともあると言えるでしょう。
まず、障害配慮を如何したらいいかわからない、症状にも波があり、職場の人に理解してもらいにくいということもあり、配慮が足りず退職となってしまう方もいらっしゃいます。
障害者に特化した人材紹介の利用のすすめ
障害を抱えて一人で就職活動をするのは大変です。
精神的負担にもなります。
リコモスは首都圏の障害者雇用に特化した就職エージェントになります。
障害者雇用のノウハウもしっかり持っていますし、情報もたくさん持っています。
面接日の設定なども行ってくれますし、面接の練習、履歴書などの添削もしています。
また、地方の方で、上京して就職したい方には、マンション探しもお手伝いしています。
首都圏で働くことを考えている方は、ぜひ登録してください。
まとめ
この記事では、
- 企業は精神障害者を求めている?
- 実際に雇用率は上がっているのか
- 精神障害で働くのは困難なのか
- 障害者に特化した人材紹介の利用のすすめ
について解説していきました。
精神障害でも就職はできます。
しっかり自分の障害を理解し、どんな配慮が必要かを企業側に伝えられるように自己分析を行いましょう。