【障害者雇用】障害者雇用枠と一般雇用枠!どっちを選ぶ?選ぶ際のポイントは?
2023/03/03
精神疾患などの目に見えない障害を持っている方は、障害者雇用枠が一般雇用枠か悩みますよね。
「障害者雇用枠と一般雇用枠、どちらで就職した方が良いのか?」
「障害者雇用枠と一般雇用枠、違いはなんだろう」
と悩む方も多いです。
この記事では、
- 障害者雇用枠と一般雇用枠の違いとは
- 障害者雇用率の上昇
- 障害者雇用と一般雇用どちらで働く方がいい?
- 障害者雇用を探すにはどうしたらいい?
について解説していきます。
障害者雇用枠と一般雇用枠の違いとは
障害者手帳を持っている方は、働く際に障害者雇用枠で働くか、一般雇用枠で働くか、二つの道があります。
障害者雇用枠:身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所有者向けの採用枠
一般雇用枠:企業の応募条件さえ満たせば誰でも応募できる採用枠
身体障害などで配慮が必ず必要な方は障害者雇用枠を迷わず選ばれるのでしょうが、目に見えない精神疾患をお持ちの方などは精神疾患を持っていることを秘密にして(クローズして)一般雇用枠で就職するという選択肢もあります。
一定の従業員数がある企業は、国が定めた割合のカウント分障害者を雇用しなければならないという義務があります。
大手企業は従業員数も多いので、その決まりを守るには、かなりの数の障害者の採用をしなければなりません。よって、障害者雇用枠の枠数も多いということになります。
しかも、障害者ということを伝えてあるので、必要な配慮を受けることができます。
ただし、障害者手帳を持っていないと障害者雇用枠は受けられないので、障害者雇用枠を検討している人は手帳の取得が必要です。
一方で、一般雇用枠は、企業の応募条件を満たしていれば応募することができます。しかし障害については言っていないため配慮を受けることは基本的にはできません。
障害者雇用率の上昇
障害者雇用促進法が近年変わってきました。
障害者雇用促進法では、一定数の従業員がいる企業は、そのうち2.3%は障害者手帳を持っている人を雇わなくてはいけないということを定めています。
この2.3%という数値が、将来的に2.7%まで上昇することが決まりました。障害者雇用枠で働ける人数が多くなることになります。
障害者雇用と一般雇用どちらで働く方がいい?
一般雇用と障害者雇用での就職と、どちらがいいのでしょうか。
これは、障害の程度によって変わってくるでしょう。
目に見える障害や聴覚障害、視覚障害や透析の方は、合理的配慮がないと仕事が難しいと思うので、障害者雇用を選ばざるを得ないと思います。
目に見えない内部障害、精神障害は程度によるでしょう。
合理的配慮はなくてもいいという方は一般雇用でも良いかもしれません。
しかし、その時考えて欲しいのが、症状には波があるということです。就職した時に症状が良くても、うつなどだと些細なことがきっかけで悪化することがあります。
しかし、一般雇用では周りの人はうつ病があるということは知らないので、なんの配慮も受けられません。仕事に行けなくなって休んでしまっても、印象が悪くなるだけです。そして、結局退職してしまうことになるのです。
病気が寛解しているなら良いのですが、そうでないなら障害者雇用枠で働く方が、結果的に長く働けると言えます。
障害を持っていて、障害者手帳を持つ程であるなら、障害者雇用で働いた方が長い目で見ると良いのではないでしょうか。
障害者雇用を探すにはどうしたらいい?
障害者雇用枠の求人を探すにはどうしたらいいでしょうか。
もちろんハローワークでも探せますが、一人で面接の連絡をしたり、履歴書を準備したり、何かと大変なことが多いです。
助けがほしいと思う人も多いですよね。
そんな時は、障害者雇用専門就職エージェントに登録して、そこで就職先を探すやり方をおすすめします。
求人の紹介から、面接対策、履歴書やエントリーシートの添削をしてくれます。
リコモスはそういったサポートが充実しており、希望の職種につける確率が上がります。
まとめ
手帳を持っているということは、それなりの障害があるということです。
それを隠して働くのは大変なことです。
ぜひ障害者雇用枠を探してみてください。魅力的な企業・求人もたくさんあります。
その際はリコモスに登録をして、ぜひ色々なサポートを受けてください。
いい就職ができるように応援しています!