【障害者雇用】職業訓練をうまく活用しよう!

2022/06/22

【障害者雇用】職業訓練をうまく活用しよう!

就職や転職をする時、持っているスキルが高い方が選択肢が広がります。

そんなスキルを習得しようとするとき、どうしたらいいのでしょうか。

今回おすすめするのが、公的職業訓練です。これは無料で利用できるので、ぜひ受けていただきたいと思います。

一般的には、3ヶ月から半年程かけて、スキルを身につけることになります。

この記事では

  • 職業訓練の種類
  • 職業訓練の利用メリットと就職実態
  • 職業訓練の有効活用のポイント
  • マッチした施設やコースを探す
  • 受講中も就活は続ける

について解説していきます。

職業訓練の種類

職業訓練にはいろいろな種類があります。

職業訓練には大きく分けて2つの種類があります。

  • 公共職業訓練

これは失業手当を受給する資格がある人や、すでに受給している人が受けることができます。国や地方公共団体が運営する民間の訓練校に通います。

  • 休職者支援訓練

これは失業手当を受給していない休職者が利用する訓練です。主に民間の訓練施設で行われます。

では、訓練を受けることができる施設とはどのようなところでしょうか。主に下記の2つとなります。

  • 職業能力開発校:都道府県や市町村が主体となっている。
  • 職業能力開発短期大学校・職業能力開発大学校(ポリテクカレッジ):国または都道府県などが主体となっている施設で、高卒の方を対象にしています。

職業訓練の利用メリットと就職実態

職業訓練を受けるメリットは、利用料がかからないことです。他の民間のパソコン教室などに通うと結構お金がかかりますので、これはありがたいですね。

また、条件によっては失業手当の支給期間が延長されたり、通所手当、受講手当などを受けることができます。

その他には、休職中に乱れていた生活リズムを整える訓練にもなります。生活リズムが整うことで、精神や体の安定にも繋がります。

また、スキルを手に入れることで応募できる企業も増えます。企業の選択肢が広がります。

職業訓練の有効活用のポイント

就職につながるスキルを身につけることができる職業訓練ですが、実はさまざまなコースや施設があります。

何を選んだらいいのかわからない人もいるかもしれません。

職業訓練を最大限活用するためには、自己分析をし、計画を立てることが大切です。

職業訓練は専門的なスキルを習得できるので、パソコンや簿記、経理、医療事務などの選択肢があります。

自分がどの分野に進みたいのか、自己分析をしっかり行いましょう。

どの技術を手に入れるかで今後の進路が変わってきます。

マッチした施設やコースを探す

また、自分にマッチした施設やコースを探すようにしましょう。

豊富なコースがある中で、自分にあったものを探すのは大変ですが、合わないところへ通ってもあまり意味がありません。

ハローワークに行けばコースを検索できますので、まずはそこで調べてみましょう。コースの種類、地域、募集期間、訓練期間などの条件設定があるので、自分の希望する条件で検索してみてください。

探すポイントですが、

期間、自宅から施設までの距離、目指す職種で活かせるスキルなのか、施設の見学は可能か

など、たくさんあります。ゆっくり探してみましょう。

受講中も就活は続ける

職業訓練中は訓練に集中して就活は中断しようと考えている人もいると思います。

しかし、その間に自分の望む職種や勤務形態の求人が出ているかもしれません。

訓練中も求人探しは続けるようにしましょう。内定をもらえたら訓練校を退校することもできるので、仕事探しと訓練は両立していきましょう。

とはいえ、訓練校に通いながら求人探しもするのは大変ですよね。

リコモスなどの障害者専門就職エージェントに登録しておくと、仕事探しをする際の負担も軽減しますよ。

まとめ

この記事では

  • 職業訓練の種類
  • 職業訓練の利用メリットと就職実態
  • 職業訓練の有効活用のポイント
  • マッチした施設やコースを探す
  • 受講中も就活は続ける

について解説していきました。

ぜひ職業訓練を利用し、自分の可能性を広げましょう!

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