【障害者雇用】庶務の仕事ってどんな仕事?総務との違いや向いている人を解説

2022/10/21

【障害者雇用】庶務の仕事ってどんな仕事?総務との違いや向いている人を解説

総務はどんな仕事かイメージしやすいと思うのですが、庶務の仕事についてはどんなイメージがありますか?

「一般事務と同じでは?」

「庶務ってなに?」

とイメージが全くない方もいますよね。

この記事では

  • 庶務とは?
  • 庶務と総務の違い
  • 庶務の業務に必要なスキルは?
  • 向いている人は?

について解説します。

庶務とは?

庶務とはどういう仕事でしょうか。

庶務の仕事は主に、資料の作成やデータ入力などのデスクワークや、小口現金の管理、郵便物の送付や電話対応などがあります。また、会社への来客対応や事務用品の管理なども庶務が担っている企業もあります。

庶務と総務の違い

総務と庶務の違いはなんでしょう。

違いは二つあります。

まずは所属先です。総務部が所属するのは総務課ですが、庶務は各部署や事業所にそれぞれ「〇〇部の庶務」と配置されています。

つまり、総務が所属する総務課は一つしかありませんが、庶務はいろんな事業所や各部署にあるのです。

2つ目の違いは仕事内容です。

庶務と総務の仕事は似ていると思っている方も多いでしょうが、大きな違いがあります。

総務は会社や組織全体の業務を執り行いますが、庶務は各部門の事務作業を行います。

会社全体を取り扱うのか、それとも部署ごとに取り扱うのかで、総務と庶務は異なります。

総務は会社全体の働きやすい環境作りを行い、福利厚生を整えたり、社内制度の改善を検討したりします。会社主催の行事を管理するのも仕事です。

一方庶務は、所属している部門内での事務的な作業になりますので、自分の所属している部署内の仕事だけになります。

庶務の業務に必要なスキルは?

庶務の業務に必要なスキルはなんでしょう。

まずは電話対応や来客時の応対のマナーが必要です。

庶務は社内外の方を対応することが多いので、マナーを学んでおくといいでしょう。

また、それに伴い、コミュニケーション能力も必要になります。

相手との意思疎通や相手の言っていることを正確に理解して、必要な時は別の人に正しく伝えるような能力も必要です。

庶務の業務は事務処理が大半を占めているので、最低限のパソコン操作はできた方がいいでしょう。

MOSというMicrosoftの資格をとっているとなお良いです。

そして、注意深さも欠かせません。事務仕事でミスをしてしまうと、他の人に迷惑をかけるからです。

簿記の資格も持っていると、有利になることもあります。

これらのスキルを全部兼ね備えるのは難しいかもしれませんが、ミスをしない注意深さと、接客のマナー、あとは最低限のパソコン能力は身につけておきましょう。

向いている人は?

向いている人は、接客などの応対が好きだという方、また、事務作業が苦にならず、正確に遂行することができる人です。

電話対応が難しい方や、細かい事務作業が苦手な方は、避けた方がいいかもしれません。

まとめ

この記事では

  • 庶務とは?
  • 庶務と総務の違い
  • 庶務の業務に必要なスキルは?
  • 向いている人は?

について解説しました。

庶務の仕事は事務作業がほとんどです。

来客の応対や電話対応もあるので、庶務を目指す方は、社会人としてのマナーをしっかり身につけておきましょう。

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