【障害者雇用】うつ病を職場にオープンにした方がいい?メリットとデメリットは?
2023/01/05

うつ病を持っている人は、病気のことをクローズにして一般採用を目指すのか、それともオープンにして障害者雇用をめざすのか、どちらがいいのか迷いますよね。
この記事では、
- うつ病で転職するときの注意点
- うつ病をオープンにすることのメリット
- うつ病をオープンにすることのデメリット
- うつ病をクローズにすることのメリット
- うつ病をクローズにすることのデメリット
- 結局オープンとクローズ、どちらがいい?
についてお伝えします。
うつ病で転職するときの注意点
うつ病で働く場合は、まずは、必ず主治医から就労の許可が出てからにすることが大切です。
早く仕事をしなければと焦る気持ちがあるかもしれませんが、病状が安定してからでなければ、症状が悪化する可能性も。
ハローワークで専門窓口を使って就活する際も、医師が就労可能と言っている証明(診断書など)の提出を求められます。
主治医としっかり相談してから、転職活動を行いましょう。
うつ病をオープンにすることのメリット
うつ病をオープンにして、障害者雇用で働くことのメリットをあげていきます。
- 仕事の配慮をしてもらえる
- 毎日の体調変化に対応してもらいやすい
- 通院、服薬のタイミングを考慮してもらえる
- 支援機関がついていれば、本人と企業の間で業務等を調整してもらえる
- 疾患、障がいについて周囲によく知ってもらった上で働くことができる。
これらのメリットがあります。
やはり障がいをオープンにすると、働きやすい傾向があります。
そのため、職場への定着率も高く、長く働けます。
うつ病をオープンにすることのデメリット
障害者雇用で求人を探すとなると、求人の選択幅が狭くなる場合もあります。
障害者雇用でも、精神疾患を採用する企業は少ない傾向があります。
以前に比べると精神障害者の雇用は増えてきているのですが、やはり、目に見える障害の方が把握・配慮がわかりやすいために、まだまだ精神障害をお持ちの方の採用は進んでいません。
また、再発も多いので、採用に二の足を踏んでしまう企業も多いようです。
うつ病をクローズにすることのメリット
うつ病をクローズにして一般採用を目指す場合、障害者求人に比べて業種や職種が豊富に存在し、好きな職場を選ぶことができます。
求人によっては障害者雇用より賃金が高くなる傾向があります。
うつ病をクローズにすることのデメリット
障がいをクローズにするデメリットは、やはり自分の障がいを隠すことが辛いことです。
精神的に限界が来たとしても、周りには伝えてないので配慮はありません。
障害者雇用なら受けられる時短や時差出勤も難しい場合がありますので、精神的に無理が生じます。
うつ病に対しての配慮はないので、突発的な体調不良に対応できませんし、他の人と同じように仕事を任せられても同じような結果が出せない可能性があります。
このような理由から、職場に長く定着することは難しいと考えられます。
結局オープンとクローズ、どちらがいい?
オープンとクローズ、それぞれメリット・デメリットがありましたが、長く1社で働いていこうという方には、体調面の管理などから、オープンの方がメリットが大きいです。
オープンで仕事を探すと、求人数が少なく、就職活動がしづらいというデメリットもあります。
しかし、就職エージェントのリコモスでは、障害者雇用の求人のみを取り扱っており、障害者の方の就職に対するノウハウも持っています。
一人で障害者雇用での活動を続けようと思うと精神的にも負担が大きいと思います。是非、リコモスを活用してみてください。
まとめ
この記事では、
- うつ病をオープンにすることのメリット
- うつ病をオープンにすることのデメリット
- うつ病をクローズにすることのメリット
- うつ病をクローズにすることのデメリット
- 結局オープンとクローズ、どちらがいい?
について解説しました。
クローズにして就職活動をすると職種や業種を幅広く選ぶことができますが、いざ就職しても周りに隠しているので、精神的に負担となり、すぐやめてしまう可能性も。
反面、オープンにして働くと職種や業種をあまり選べませんが、就職したときに色々配慮してもらえるので同じところで長く働き続けることが出来ます。
1社で長く働こうと思うのであれば、オープンにしたほうがいいでしょう。
オープンにして障害者雇用枠で働くことに決めたら、リコモスにぜひご相談ください。就職のお手伝いをいたします。