【障害者雇用】障害者雇用とは?メリットはあるの?
2022/04/18

障害者雇用とは、障害を持った人も健常者の人と同じように雇用の機会を得るために作られたものです。
法律でも「法定雇用率」が決まっていて、一定の従業員がいる場合、2.3%は雇用しなければならないと決められています。
この記事では
- 障害者雇用の対象者
- 障害者雇用のメリット
について解説します。
障害者雇用の対象者
障害者雇用の目的は、障害を持つ人が活躍するための場を企業が提供し、障害者が社会的補償費だけでなく、自分の力で稼いで生きていくための制度です。
必須項目は『障害者手帳』を持っていることです。障害者手帳には、「精神障害者保険福祉手帳」「身体障害者手帳」「療育手帳」の3種類があります。
2018年までは身体障害者、知的障害者の方だけでしたが、平成30年からは精神障害者も含まれるようになりました。
障害者雇用のメリット
障害者雇用で働くことのメリットはなんでしょう。
まず一つ目は、自分の障害の特性を知ってもらって、それに合わせた合理的配慮をしてもらえることです。
履歴書や面接で自分の障害についてきちんと伝え、自分にはどんな配慮が必要なのかをしっかり伝えることで、企業側はそれを元に配慮項目を考えてくれます。
もし障害をクローズにしていたら、配慮もないまま仕事することになり、長く続けることは難しいでしょう。
そのためにもしっかり自分の障害を分析し、どんな配慮が必要で、いらない配慮は何かを面接の時までにしっかり考えておく必要があります。
また、混雑した通勤電車が困難なら、フレックス制度などを利用し、時差出勤をしたり、通院できるための制度があったりします。
また、従業員の人数に対しての2.3%の雇用率ですから、大手企業はたくさん障害者雇用をしなければなりません。
そうなると、普通ではとても希望できない大手の企業にチャレンジしてみることもできるのです。
障害を持っているから就職は無理だ・・・と思わずに、ぜひ障害者雇用を目指してください。
まとめ
この記事では
- 障害者雇用の対象者
- 障害者雇用のメリット
について解説しました。
障害者雇用で働くのは色々なメリットがあります。
自分に必要以上に無理することなく、仕事ができる環境で働けるのです。
障害を持っているからと言って諦めず、ぜひ大手企業にチャレンジして見てください。