障害者雇用は楽じゃない!企業によっては辛い思いをする可能性がある。

2022/04/06

障害者雇用は楽じゃない!企業によっては辛い思いをする可能性がある。

障害者雇用で入社した場合、自分の障害の配慮もしてくれるし、安心できると思うかもしれませんが、一筋縄ではいかないこともあります。

配慮を受けているからこそ起きやすい辛い事情も考えて見ましょう。

障害者雇用は楽じゃない理由①

楽じゃない理由②

楽じゃない理由③

対応策は?

について解説します。

障害者雇用は楽じゃない理由①

障害者雇用にされたから、これからは無理をしなくても配慮してもらえるし、今までより楽になるかなと思ったら大間違いです。

障害者雇用だからこそ人一倍チェックされる項目があります。

それは、勤怠です。

なぜなら、雇用率達成のために一定の勤務時間が必要だからです。

基本的に、週に30時間以上働いていたら一人分のカウントになりますが、20時間以上30時間未満だと0.5人のカウントになってしまうのです。

企業は障害者雇用を法定雇用率を守っていかなくてはいけません。

今は2.3%が法定雇用率です。

これを守っていないと罰則があって、労働者が100人を超える企業が法定雇用率を守っていない場合、月に5万円払わなくてはいけないのです。

ですので、障害者雇用で100人以上の従業員がいる場合、あなたが0.5カウントになってしまうと困るわけです。

ですので、勤怠に関しては、しっかり管理されます。

また、いつ休むかわからないような人に仕事を任せられませんよね。

ですので、面接では、自分の障害の程度をしっかり伝える必要があります。

楽じゃない理由②

障害者雇用が楽じゃない理由は、自覚をしていない差別が起こりやすいことがあります。

とくに、会社自体がギスギスしていて、人間関係に問題があれば、配慮として厳しい言葉は言わないで欲しいといっていても、言い方がきつい可能性はあります。余裕のない企業では、なかなか配慮は難しいこともあります。

楽じゃない理由③

障害者になってしまったけど、キャリアアップを望んでいる方には厳しいかもしれません。

障害者雇用には頼む仕事を決めていて、その仕事だけを頼むことが多いです。

なぜなら、体調を崩されると困るから。

企業によってはキャリアアップが望める企業もあるのですが、全てではないので、面接の時に確認しましょう。

対応策は?

まず大切なポイントは、何を配慮して欲しいか、具体的に整理しておくことです。

配慮の事項を整理することで自分がどんな仕事にチャレンジすればいいのかわかってきます。

面接の時にしっかり配慮を伝えることで、企業側もイメージしやすいです。

また、入社前に企業に見学に行くことです。見学に行けば会社の雰囲気もわかります。ピリピリした雰囲気か、アットホームな雰囲気か、わかっておくと違います。

また、大切なのは一人で抱え込まないことです。

リコモスなら履歴書や面接の練習等、フォローします。

一人で抱えるのは辛いので、できれば障害者専門エージェントを利用するといいでしょう。

まとめ

障害者雇用だからと言って安心はできません。

企業によって違いがかなりあると思います。

面接の時の雰囲気、見学の時の雰囲気など、しっかり確認しましょう。

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