【障害者雇用】障害者雇用は収入が低い?高収入を目指すにはどうしたらいい?
2022/10/06

障害者雇用を探していると、一般雇用より年収が低く感じることがあります。
契約社員が多く、仕事内容も考慮されたものであり、簡単な作業のことが多いので、低くなってしまうのです。
「障害者雇用でももっと稼ぎたい!」
「家族を養えるくらい稼がないと…」
と考えている方も多いでしょう。
この記事では
- 障害者雇用の収入の傾向とは
- どうして収入が低くなるのか
- 高収入を目指すにはどうしたら良いのか
について解説します。
障害者雇用の収入の傾向とは
障害者雇用の収入は平均してどれくらいなのでしょうか。
厚生労働省が発表している「平成30年度障害者雇用実態調査」によると、障害者雇用の平均月収は
身体障害者:215,000円
精神障害者:125,000円
知的障害者:117,000円
となっています。
一般雇用では、国税庁の令和元年のデータでは、平均給与は年間436,000円で、平均月収で見ると264,000円です。
障害者雇用と比較すると、身体障害者はそこまで大きい差はありませんが、精神障害者、知的障害者は平均より100,000円以上の差があります。
どうして収入が低くなるのか
どうして一般雇用枠と障害者雇用枠でここまで差が出るのでしょうか。
まず、障害者雇用は契約社員での就業が多いのも原因の一つと考えられます。
厚労省によると、正社員で働いている障害者の割合は
身体障害者:52.5>#/p###
精神障害者:25.5%
知的障害者:19.8>#/p###
となっており、先ほどの平均月収が高い順と同じになっています。
障害者雇用も含める労働者全体の正規雇用労働者は約63%ですので、障害者雇用の正規社員の割合はかなり低いです。
また、職種も事務職や清掃、軽作業など障害者に考慮した職種のことが多く、これは一般的に給与が低い職種です。
これらの仕事は昇進もなく、給与も上がらないので、平均のお給料は低い傾向にあります。
高収入を目指すにはどうしたら良いのか
障害者雇用でも高収入を目指すにはどうしたら良いのでしょうか。
1:資格を取る。
Microsoft Office Specialist(MOS)を持っていると、ワード、エクセル、パワーポイントなどの技術が高いことが証明されます。
事務職に応募すると、正社員でのオファーをいただける可能性も出てきます。
また、ファイナンシャルプランナーはお金に関する専門家の資格です。金融業界では強みになる資格です。
不動産業なら、宅地建物取引士(宅建)も強みになります。
IT業界で働きたいならITパスポートという資格もあります。
これはITに関して基礎的な知識は持っていると言うことになるので、IT業界では有利になるでしょう。
2:営業職を目指す
営業職も収入が上がる職種です。営業は難しいというイメージがありますが、コミュニケーション力に自信がある方にはおすすめです。
未経験でも募集があります。
3:障害者雇用専門就職エージェントを利用する
例えばリコモスでは、大手企業の求人が多く、年収の高い障害者雇用もたくさんあります。
登録すると専任の担当がつき、履歴書添削、企業研究のサポート、面接対策などもおこなってもらえます。
高収入案件は非公開求人も多いので、登録して自分に合った高収入の仕事を探すのが最も効率的でしょう。
まとめ
この記事では
- 障害者雇用の収入の傾向とは
- どうして収入が低くなるのか
- 高収入を目指すにはどうしたら良いのか
について解説しました。
平均的に月収の低い障害者雇用ではありますが、高収入も目指せます。
ぜひリコモスに登録して、高収入を目指しましょう。