【障害者雇用】適性検査をうまく乗り切るための対策を解説!

2023/03/10

【障害者雇用】適性検査をうまく乗り切るための対策を解説!

企業に応募したら、まず適性検査を行う企業があります。

より優秀な人材が欲しいという目的で行われていますが、障害者雇用でも適性検査を行うことがあります。

この記事では、

  • なぜ適性検査を行う?
  • 適性検査の種類
  • 適性検査の対策のポイント
  • 企業がその他に確認することはなに?

について解説していきます。

なぜ適性検査を行う?

障害者雇用で適性検査が行なわれる理由は、しっかり仕事ができるのか、この仕事に適性はあるのかを見るためです。履歴書などの書類では、過剰な自己アピールをしている可能性も。書類に書かれていることが事実なのか、を採用担当者は確認したいと思っています。

適性検査をすることで、書いていることと適性検査の結果に整合性や一貫性があるかどうかを採用担当者は見ています。

面接で話していることと、適性検査の結果があまりにも違っていると、採用担当者は不安に感じてしまいます。

適性検査の種類

適性検査では、障害者であるかどうかは問われません。

一般枠で受けている人も同じものを受けます。

適性検査は、能力検査と性格検査に分かれています。

能力検査では基本的な学力が備わっているか、性格検査では求める職種にあった適性を持っているか、企業の組織や風土にあっているかを見ています。

職種によっては、その職種に求められる特性がある人材を採用する必要があります。

適性検査は筆記だけではなく、WEB上で行われることもあります。

最近ではWEB上で期限までに済ませておくように言われることもあります。

能力検査

能力検査では、基本的な学力を測ります。SPIと玉手箱という適性検査が有名です。

それぞれ学力と性格検査で構成されています。

【SPI】  SPIはSynthetic Personality Inventory(総合適性検査)の頭文字をとった略称で、SPIの能力検査では、言語と非言語の問題から構成されています。言語は国語に関するもの、非言語は数学が出題されます。 リクルートマネジメントソリューションズが提供している検査です。
【玉手箱】 玉手箱はWEBを使った適性検査としてよく利用されているもので、能力検査では、計数、言語、英語で構成されています。 計数問題では、四則演算や図表の読み取り、言語問題では文章を読んで論理的な読解ができているか、また趣旨を選ぶものが出題されます。英語問題は、論理的な読解ができるか、また長文読解が出題されます。SPIでは、ある程度決まった出題がされるのに対して、玉手箱は、計数、言語、英語問題の出題で複数の出題形式があり、企業ごとに異なる出題がされます。 こちらの適性検査を提供しているのは、SHL社という会社です。 引用:https://plus.spool.co.jp/artic...

性格検査

性格検査は質問に対して当てはまる性格を選択していくものです。

性格そのものだけではなく、質問に対して一貫性があるかも見ているので、いいものを選んでいくだけではダメな場合もあります。

面接での印象とあまりにもかけ離れていると、性格検査で自分をいいように見せようと嘘をついたなと言うことがバレて、落とされる可能性もあります。

面接でも、検査でも一貫した自分というものを持って挑みましょう。

適性検査の対策のポイント

適性検査自体は難しいものではありません。

出題形式にも傾向がありますし、決められた時間内に答えないといけないので、あらかじめ練習しておくといいでしょう。

適性検査の対策本が出ているので、購入して練習しておきましょう。

企業がその他に確認することはなに?

面接では適性検査も必要ですが、履歴書や職務経歴書などが占める割合の方が大きいのです。

どのようなポイントを押さえておくといいのかをお伝えします。

履歴書・職務経歴書

初めに企業があなたのことを知るのがこの書類になります。

この書類を見て、もっと話がしたいと思われれば第一ステップクリアです。

就職のきっかけや第一印象につながるので、時間をかけて準備しましょう。

特に重要なのが志望動機です。

採用の場面では、この人は会社に貢献してくれる人か、役立つ人かという点を見られます。

面接の場面では自分はこの企業に対してこんな貢献ができる、役に立てるということを具体的にアピールするといいでしょう。

面接での受け答え

障害者雇用の採用面接では、障害について必ず聞かれます。

企業は障害がある社員に対して合理的配慮をしなければならないので、そのための情報が必要なのです。

聞かれたら、正直に障害の程度や必要な合理的配慮を伝えましょう。

ここで受かるためにと思って軽く言ってしまうと、採用されてから苦労して結局続かないという結果になります。

配慮して欲しいこと、難しいことを話すときに、どのような代替手段やサポートがあれば仕事や業務をしっかり行えるということも合わせて伝えましょう。

まとめ

この記事では、

  • なぜ適性検査を行う?
  • 適性検査の種類
  • 適性検査の対策のポイント
  • 企業がその他に確認することはなに?

について解説していきました。

適性検査に関しては対策本も出ているので練習してから挑むことと、一貫した回答が必要なことを意識することが必要です。

しっかり練習して適性検査に挑みましょう。

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