【障害者雇用】テレワークで働きたい!メリットとデメリットはあるの?
2022/03/16

コロナ禍をきっかけに、在宅勤務、いわゆるテレワークが進んでいます。
障害がある方で、電車に乗れなかったり、誰かの手を借りないと家から出ることもできない方が、在宅で仕事ができると言う選択肢が広がっています。
このテレワークに、メリットやデメリットはあるのでしょうか。
家にいることができる時点でメリットしかないと思う方もいらっしゃると思いますが、実はデメリットもあるのです。
この記事では
- テレワークとは何?
- テレワークをするメリットは
- テレワークのデメリットは?
について解説いたします。
テレワークとは何?
テレワークとはパソコンなどのICTを利用して、場所や時間に囚われない働き方をいいます。
会社に行かずとも、自分の家がネットに繋がっていれば、パソコンで仕事ができるのです。
令和2年のデータでは、企業におけるテレワークは47.5%に増えています。(参考文献:総務省 令和2年通信利用動向調査委の結果)
テレワークというと、在宅勤務のことと思いがちですが、障害用サテライトオフィスやモバイルワークもテレワークに入ります。
障害者用サテライトオフィスに関してはこちらの記事をご覧ください。
在宅勤務とは
自宅で全ての仕事を行い、一日中出社しないで働くことです。
モバイルワーク
カフェや顧客先、交通機関の移動中など、家以外もどこでも働くことができる働き方です。
仕事はノートパソコンなどを利用します。
障害者用サテライトオフィス
障害者用サテライトオフィスでは、障害を理解した方が常駐していて、何かあっても対応してくれます。会社に出社するのではなく、近くのオフィスに通うことになります。
テレワークをするメリットは
テレワークをするメリットは、一番大きなメリットは自宅や自宅の近くで働くことができることです。
パニック障害で電車に乗れなかったり、車椅子での出社のルートが整備されていなかったりすると、なかなか会社に毎日出社することも難しいです。
そんな時、テレワークなら支障なく働くことができます。
通勤時間もかかりませんし、人に気を遣うこともありません。
通勤のストレスも軽くなり、自由に使える時間が増えます。
テレワークのデメリットは?
情報漏洩に気をつけなければならない
テレワークのデメリットは、やはり会社の情報を外に持ち出すことでしょう。個人データはなるべく出さないことになっている企業が多く、会社とのやりとりや企業とのやりとりを他の人に見られてしまうことがあります。そのため、セキュリティーには気をつけなければなりません。
職場とのコミュニケーション不足
職場に通勤すると、同期と仲良くなったり、上司とのコミュニケーションもあります。
どんな方がこの仕事を担当していて、これはこうできてるのだということが見えません。
情報共有がスムーズでなくなるため、仕事の効率も悪くなる可能性があります。
まとめ
障害者雇用で働く方は、テレワークを希望する方も多いでしょう。
デメリットもありますが、それは普段からメールなどでコミュニケーションを取ることで解決することもあります。
家から出て働くことが難しいという方に、働く場所が増えたのはとてもいいことです。
障害者雇用で働くことを希望されている方は、ぜひテレワークも視野に入れてください。