2019/01/08
「環境保全」と「省エネルギー」に主眼を置き、空調自動制御システムで名だたるビルの「縁の下の力持ち」的なお仕事をしているアイ・ビー・テクノス株式会社（以下、アイ・ビー・テクノス）。
取材をしてみると、社長のあたたかさが社員のあたたかさにも繋がっていると感じる、素敵な会社でした。
「社長が、社員は家族だと思っている」からこそ実現できる風通しのよい、あたたかな会社の雰囲気。
女性の働きやすさや、業務内容についても含めて、アイ・ビー・テクノスの求人票だけではわからない魅力を、総務部人事課に所属されている澤村 陽一氏（以下、澤村氏）にお聞きしました！（リコモス担当者）
会社の事業内容とやりがいについて
――まずは、御社の事業内容をお聞かせ下さい。
主に、空調自動制御システムと中央監視装置の設計・施工・メンテナンスまでをトータルで一括して行っています。さらに、環境事業や省エネ提案、省エネ診断も行っています。
――空調自動制御システムや中央監視装置は建物の内部にあることが多く、実際に目にする機会がほとんどないので、どのようなものかイメージしづらい方もいらっしゃるかもしれません。
――具体的にどんな機能を果たしているのか、教えていただけますか？
そもそも、ビルのエアコンと家庭のエアコンは、システムが違うんです。
ビルのエアコンにはほとんど室外機がなく、代わりに「熱源」という機械が地下にあります。その熱源から冷水やお湯を各階に送って、各階の空調機で熱交換をして、各階の部屋を冷やしたり暖めたりしているんです。
しかし、大きいビルの場合、どこを暖かめて、どこを冷やしたらいいのかわかりません。そこで、室内が適温になるよう制御するのがアイ・ビー・テクノスのシステムです。センサー等を空調機や熱源機に設置して、室内環境やオフィス環境を快適な状態になるように、空調のシステムを制御するのが弊社の主な仕事なんです。業界としては計装業界と言います。
高層ビルに登ったことはありますか？
――あります！
すごく寒い日に「窓が曇ってしまって、せっかくの景色が見えない！」なんてこと、ないと思うんです。それを実現しているのも、空調自動制御システムのお陰なんですよ。内気温と外気温の差を小さくすることによって、窓の曇りを防いでいるんです。アイ・ビー・テクノスは、そういうシステムをつくっている会社です。
――なるほど。私たちの生活を、陰で支えてくれているシステムなんですね。
ちなみに、アイ・ビー・テクノスが中・高層ビル以外に得意としているのは、クリーンルームという半導体をつくっている工場や、製薬会社の工場です。
――そんな御社の事業の「魅力」はなんですか？
「空調自動制御で何ができるのか？」と考えると、空調の制御だけではなく、省エネの実現もできるんです。皆様に快適な環境をご提供できることや、環境への貢献を感じることができるところが、アイ・ビー・テクノスの魅力だと思います。
募集ポジションの業務内容について
――それでは、募集されているポジション（総務）の業務内容についてお聞かせください。
総務のお仕事は一般的なものになります。給与計算・労務関係・人事（採用）・庶務などです。
――電話応対は多いですか？
すごく多いわけではないですね。ただ、営業を受ける電話が多いですので、取次を誰にするかなど、一瞬の判断を求められることがあります。
あとは総務なので、日々のルーティーン業務の他に、毎日色々な業務が飛び込んできます。「作業着が急に欲しい」とか「携帯を壊してしまった」など、日替わりで発生する業務があります。
――お忙しい時期はありますか？
採用は四月くらいから、決まらなければ八月くらいまで忙しいです。給与計算であれば月のターム・年のタームごとに年末調整や賞与の計算などが入ってくるので、忙しい時期は毎年決まっています。
あとはイベントですね。年に数回社内イベントがあるので、総務が準備に追われることがあります。
――なるほど。お忙しい時期は、残業もたくさんされるんですか？
総務でも、給与厚生の方は今（11月）結構してますね。260人くらいの勤務日報のデータを、大体一週間くらいで全部チェックして外部委託先に渡さなければならないので。その時期は残業する場合もあります。7時半～9時くらいまでかな。
ただ、障がいのある方については、業務量や業務内容を配慮したり、残業を少なくすることは可能です。特に、女性社員はほぼ定時で上がっています。
「社長が社員を大切にしている」からこそのあたたかい職場環境
――職場の雰囲気はいかがですか？
アットホームな雰囲気ですね。というのも、社長がそういう人柄なんです。
社長は常々「社員は、みんな家族だと思っているから」と言っています。名前も、極力下の名前で覚えるようにしているみたいです。気さくに声をかけてくれますよ。
――新入社員と社長との距離も近いんですか？
近いと思います。入社の際に、社長面接を必ず行いますし、懇親会も何回かあるので。
10月1日に内定式を行うんですが、その日に社長・幹部社員・新入社員で懇親会をするんです。それで、「また四月ね」と言って、四月の入社式が終わった後も懇親会をします。
――結構お酒を飲む機会はあるんですか？
多少ありますが、飲めない人もいますし、お茶を飲みながら参加しても、もちろんオッケーです！
飲み会は、部署にもよります。総務部は年に2、3回くらいですね。私以外の男性2人があまり飲まないですし、育児がある方もいらっしゃるので。
――ちなみに、服装の決まりはありますか？
基本的に事務職（男性）は背広を着ています。
女性は私服（オフィスカジュアル）と制服の人が半々です。制服の方は仕事の前に着替えることができるので、出勤時はカジュアルですね。
育児と両立できる、女性に優しい会社
――社員仲が良いということは、離職率も非常に低そうですね。
全体の離職率も低いですし、女性の妊娠・出産後の退職率も低いんです。子どもがいても、働きやすい職場だといえると思います。
――どんなところが働きやすいんですか？
男女比で言うと、アイ・ビー・テクノスは「女性1：男性9」なんです。それでも、男性が女性の育児に対して理解を示してくれています。「子どもが熱を出してしまった」と連絡があれば「大丈夫？お大事にね」と声をかけ合える環境です。育児休業経験者も、かなり多いですね。
社員同士で触れ合う機会が多い会社
――同好会はありますか？
全部で約15はありますね。従業員がグループ含めて約260名いるんですが、その内200名程度はいずれかの同好会に入っています。
サッカーやったり野球やったりもあるし、社員仲はすごくいいと思います。
――社内イベントはどのようなものがありますか？
春からお話すると、4月にお花見と全体会議があります。「全体会議」は、全社員で、1～2時間の会議をするものです。更には、新入社員歓迎のボーリング大会があって、毎年100名程度集まります。
9月には「安全衛生大会」を、全社員で行います。「安全衛生大会」の後は、暑気払いでお酒を飲んだり、ビンゴ大会をしたりします。ホテルやお店を貸し切って行いますね。
そして、年末の納会です。これは、一人いくらって予算をつけて、各支社・場所ごとにやっています。
――納会、楽しそうですね。
納会のおつまみはすごく豪華なんです。オードブル、ピザ、お寿司などを用意しています。料理は食べきれないくらいの量です！(笑)本社の2階に会議室があるので、そこで納会を開催しています。
――ランチはどう過ごされてますか？
ランチは買ってくる人もいれば、お弁当を持ってくる人もいます。外で食べてくる人もいますね。食べに行く人と、中で食べる人は半々くらいです。
私は弁当派…。愛妻弁当です(笑)
研修制度が充実している「自己成長」ができる会社
――研修制度はいかがですか？
新入社員には、入社前・入社後の研修があります。また、中途採用の方でも受講できる「スキルアップ研修」を、月に1～2回やっています。
――「スキルアップ研修」の内容はどういったものですか？
実は、アイ・ビー・テクノスには「スキルアップ委員会」という社員教育のための委員会があるんです。そこで、社員がどんなことを知りたいか、どんなことを研修したら良いかアンケートを取って、一年間研修スケジュールを組んでいます。
基本的に、研修は自由に受けたいものを選択できます。「スキルアップ研修」に積極的に出席してもらえれば、中途採用の方でも、スキルアップが可能です。
講師は、外部講師をお呼びしたり、社員が講師になったりしていますね。日々の業務のことはOJTでも教えますが、研修を通して、より知識を深めて欲しいと考えています。
――他に制度はありますか？
あとは、資格取得支援制度があります。会社が定めた約60の資格があるんですけど、それを取得したら報奨金と受験料、更新がある場合は更新料も、会社が全額負担します。技術者が多いので、会社としても資格取得を推奨しています。
内勤は対象の資格が限られますが、「簿記」「建設業経理士」「衛生管理者」「秘書検定」などを取得している方もいます。
アイ・ビー・テクノス澤村氏よりメッセージ
――最後にアイ・ビー・テクノスを選ぶ方に向けてメッセージをどうぞ！
障がいの有無にかかわらず活躍できる会社です。まずはやれる業務からお願いして、その後は担当者レベルでご活躍できるようになって欲しいと思っています。
入社したら、一緒に頑張っていきましょう！
――本日はお忙しい中、インタビューにご協力いただき、ありがとうございました！
