【障がいがあっても仕事の幅は広がっていく!】暮らしの「あたりまえ」を支える化学メーカーを取材しました!【丸善石油化学様】

2022/08/18

【障がいがあっても仕事の幅は広がっていく!】暮らしの「あたりまえ」を支える化学メーカーを取材しました!【丸善石油化学様】

現代の生活に欠かせない“あらゆるものの原料”を作っているメーカー、丸善石油化学様にインタビューさせていただきました。障がいの有無に関わらず、働きやすい環境が整っている企業様です。

今回は障がい者雇用枠で入社、活躍されている櫻井様にもインタビューに参加いただきました。ぜひご覧ください。

人々の日常を支える縁の下の力持ち

ーーまずは事業内容についてお聞かせください。

北原様:当社は、生活に欠かせないありとあらゆるものの原料を作る化学メーカーです。例えば、自動車や塗料、日用品の原料など、私たちの当たり前の生活を根底から支える製品を作っています。インフラのような、とても社会貢献度の高い事業を行っている会社だと思っていただければ幸いです。

近年ではより付加価値の高い機能化学品の研究開発にも力を入れており、国内外の半導体製造にも貢献しています。

ーーよく化学系ということで事業内容を理解することが難しいとお声をいただくことがあります。しかし御社が携わっている製品の例を出して、身の回りに溢れているものだとお話させていただくと、親近感が湧いて理解してもらえることが多いです。実際化学系、理系ではなくても御社で活躍されている方も多いと思いますが、いかがですか?

北原様:はい、そうですね。理系出身者だけでなく、文系出身者も活躍しています。大卒総合職で言うと、4人に1人は文系出身者です。

入社してから当社や化学業界に関する知識を身に付けていただきますので、化学の知識ゼロで入社いただいて問題ありません。

ーー御社ならではのやりがいを感じる場面はありますか?

北原様:配属部署や担当業務によって役割は異なりますが、社会への影響力が大きい会社で勤めていること自体が、やりがいに繋がると思います。身の回りの製品を見て、「あ、私たちが作っている製品が使われているんだ」と思う体験を通して、やりがいを感じることが多いです。

ーー社風を教えてください。

北原様:私たちの職場は風通しが良く、落ち着いて、安心感をもって働ける環境です。温和な社員が多く、社員同士で日々コミュニケーションをとりながら仕事を進めています。何か分からないことがあれば、周囲の社員に気軽にご質問いただくことができます。

聞きたいことも気軽に聞ける!

企業の使命感に燃えている

ーー穏やかな社員の方が多いことが御社の特徴の一つと感じておりますが、実際働いていて感じることはありますか?

北原様:日々の仕事をしていく中で、上司や同僚に相談しながら、仕事を進めて行く事はたくさんありますが、そういう時に気軽に相談できるのが当社ならではだと思います。人数の多い企業だとそもそも上司の席が遠く、なかなか相談ができない、話しかけにくいなどあると思いますが、当社は物理的にも心理的にも社員同士の距離感が比較的近いです。これは当社の魅力の1つだと思います。

先ほど穏やかな社風であるとお話ししましたが、化学業界全体に似た空気があると思います。特に基礎化学品を扱っている会社は日本に十社程度しかないので、ともに日本を支えているという共通認識があります。このような業界だからこそ、協調性のある社員が集まってくるのだと思います。


 

若手の背中を押してくれる

チャレンジ精神はきちんと評価される!

ーー例えば会議の時や上司に相談する時、同僚に相談する時の意見の言いやすさ、風通しはいかがでしょうか。

北原様:年次問わず、意見は言いやすい職場だと思います。意見を頭から否定されるようなことはありません。

若手の意見も取り入れる雰囲気がありますので、臆することなく、日々提案したり、新しい仕事にもチャレンジしていただきたいですね。チャレンジすることについては、背中を押してくれる会社です。

ーー素晴らしい社風ですね。櫻井さんは実際働いていて感じる特徴はありますか?

櫻井様:そうですね。まさに私も意見が言いやすく仕事をやりやすい環境にいると感じます。みなさんキャラクター的に話しかけやすい方ばかりです。

普段からわからないことがあれば自分から声をかけて質問できますし、逆にわからないことがあったら聞きに来てくれる社員も多いので、しっかりコミュニケーションが取れていると感じます。

北原様:コロナ禍になり、フェイスtoフェイスのコミュニケーションがとりづらくなった今だからこそ、そういう部分が大事なのではないかと思います。コミュニケーションが希薄化しないよう、みんな意識をしながら働いています。

オンラインコミュニケーションツールをうまく活用しつつ、みんなで顔を合わせて話ができる機会を定期的に作れるよう工夫をしています。

ーーそうなんですね。コロナ禍を経て在宅勤務も多いのでしょうか? みなさんはどのくらい在宅勤務をされていますか?

北原様:現状、本社勤務の社員は週に1~2回在宅勤務をしています。工場や研究所で働く社員は装置確認や実験などの業務があり、在宅勤務の頻度は本社ほど高くありません。それでも効率的に働いていこうという意識があり、適度に在宅勤務を交えながら勤務している状況ですね。

障がい者だからではなく、その人にあった配慮をしてくれる。

柔軟性と速さが素晴らしい

ーー御社の障がい配慮についてお聞かせください。環境設備や受け入れ体制、その他産業医との配置など特徴的な部分についても教えてください。

北原様:社内には健康管理施設があり、看護師・保健師・産業医を配置し、社員全員が安心して就業できる職場環境づくりを行っています。

また、千葉工場(事務所)はバリアフリー設備となっており、車いすの方も就業可能です。障がいがある方も多く活躍する職場であるため、障がいの有無に関わらず、お互い個性を尊重しながら働く雰囲気があります。

あとは完全個室の独身寮でしたり、借り上げ社宅の制度もありますので、遠方から応募いただける方についても歓迎できる体制が整っています。

ーー実際、櫻井様は視覚障がいをお持ちですが、入社してみていかがですか?

櫻井様:こちらの意見にしっかり耳を傾け、柔軟に素早く対応、配慮してくださるため大変助かっています。

私は中途採用で入社しているのですが、障がい者として働くのはこの会社が初めてでした。自分にとってどんなサポートが必要なのか自分自身でもわからず手探りの状況でした。働きだしてから通勤経路や時間帯を見直すことになったのですが、当時の上長や人事部が素早く決議してくれたことを覚えています。

同じ視覚障がい者でも一人ひとり見え方や必要な配慮は異なります。入社した際に、視覚障がい者に必要な配慮はこれというように決めるのではなく、私に合わせて配慮をしていただいたことが印象的でした。

 配慮に対する柔軟な考え方と、判断・対応の速さをこの会社に入って一番感じています。

ーー困ったことがあればすぐに対応してもらえる環境は安心できますね。

ちなみに受け入れ実績として、どのような障がいの方がいるか教えていただけますか。

北原様:視力・聴覚・上下肢機能・腎臓機能・心臓機能等の身体障がいの方、精神障がいの方も受入実績があります。管理部門や営業部門、製造部門など、活躍の部署は様々です。基本的にオープンポジションで募集しています。

ーー御社は離職率が低いと感じます。その理由として考えられることはなんでしょうか?

北原様:総合職含め全社の月平均残業時間は17.9時間(2021年度実績)、部署や仕事内容によって繁忙期はさまざまですが、平均して1時間/日程度です。また、休みはとりやすく、計画的に有休を消化する社員が多いため、有休取得率は97%(2021年度実績)となっています。2021年度はコロナの影響もあり、有休取得率が非常に高くなっています。入社後の一定期間は基本的に出社いただくものの、コアタイムなしのフレックス制度やテレワーク勤務制度などを併用することでより柔軟な働き方が可能です。こうしたことが、離職率が低い要因の1つだと考えます。

あとは、人間関係で悩む人もそんなに多くないので、そこも大きいのではないでしょうか。

ーー御社はあまり面接で志望動機を聞かれないとよくお聞きします。逆に強みや得意なこと、仕事をして嫌な思いをした瞬間など、雑談に近いような形でその人自身を探るようなことをよく聞かれると聞いています。面接で心がけていること、目線はどんな部分でしょうか。

北原様:そうですね。志望動機を聞かず、雑談っぽく話をするというのは、障がい者採用の面接だけではなく、新卒既卒問わず一般採用の面接もそうなのです。人となりを知ることが大事だと思っておりますので、当社の雰囲気に合いそうか、その人の得意分野が当社で活かせるかどうかを重視して見ています。

ーー御社の採用方針や求める人物像、障がいのある方に対して特に気をつけていらっしゃるポイントとかがあったら教えてください。

北原様:化学メーカーではありますが、理系だけでなく、文系出身者も多く活躍しています。また、理系の中でも化学専攻だけでなく、さまざまな専攻の出身者が活躍しています。社内の研修制度や資格取得支援等も充実しておりますので、安心してご入社いただきたいと思います。周囲の社員と協力しながら、新しい仕事にも前向きにチャレンジできる方は、当社でのお仕事を楽しんでいただけると思います。

ーー面接時に障がいのある方に対して注視しているポイントはありますか。

北原様:私たちが事前にどのような準備が必要になるか参考にさせていただきたいので、障がいへの配慮は確認します。そのほかは、当社の社風にマッチしているか、いろいろなお仕事をお任せする中で、抵抗感なく長く働いていただけそうかということを確認しています。

ーーありがとうございます。櫻井様の目線で御社にマッチしている人はどのような人だと思われますか?

櫻井様:障がい者目線でいうところですと自身がそうなのですが、配慮は必要としながら、遠慮はいらないという、そういったスピリットを持っていると、みんなもそれを理解して受け入れてくれる環境だと思います。

入社前は、障がいがあるから出来ないことが多いのではないかと思っていたのですが、そんなことはなく、出来る範囲の中で、配慮を持った上で遠慮なく仕事を自分に与えてもらえるため、チャレンジできる機会が多いです。

コロナ禍になってしまったので機会は減りましたが、以前は千葉の工場などにも外出していました。

ーー障がいのあるなしにかかわず仕事を任せてくれる環境は魅力的ですね。

北原様:もちろん必要な配慮はしつつも、できることをできる限りやりたい方については、制限せずお仕事をお願いしたいと思っています。

ーー会社の制度(昇給、昇格制度や正社員登用制度、研修制度、特徴的な福利厚生等)について、どのようなものがあるかお聞かせください。

北原様:入社時は契約社員としてご入社いただく場合もありますが、正社員登用制度がございます。近年契約社員としてご入社いただいた方は、入社後1年で正社員となり、ご活躍されています。

福利厚生は、各種保険完備、退職金制度に加え、社員寮の完備、社員食堂(千葉工場のみ)、財形貯蓄制度、福利厚生サービスの加入などがあります。また、年間休日125日、年次有給休暇(15日~21日)など休暇制度を充実させ、ワークライブバランスの実現を支援しています。

研修制度については、入社時研修や階層別研修など、教育カリキュラムを充実させるとともに、資格取得支援制度や通信教育制度など、個人の主体的な能力開発支援にも力を入れております。

ーー櫻井様を中心に、どんな風に勤務しているのかお聞かせください。櫻井様は総務部兼、広報グループ所属だとお聞きしています。配属部署の週間、月間、年間スケジュールはどのようなイメージですか?

櫻井様:

広報:4月新入社員紹介ページ作成 月間で資格取得者や慶事情報発信 その他社内情報は随時発信

総務:本社オフィス管理、社有携帯の支給対応は随時、部署予算管理は7月、12月に見直し、10月に本社災害対策訓練の実施

です。

ーーありがとうございます。一日のスケジュールを教えていただけますか?

櫻井様:

6時15分 起床

7時        在宅にて始業メールチェック

8時        急ぎの案件対応

9時        中抜け(会社通勤)

10時30分 出社、携帯電話管理

12時      昼食

13時   社内報ページ更新

15時      部署定例会議

16時      伝票起票

17時      翌日の確認

17時10分 退勤

といった流れです。

出社の場合はまずメールをチェックし、急ぎの案件があればそれを優先して対応し、携帯電話の管理をします。その他に社内報のページの更新作業や、定例会議があったりします。

だいたい17時過ぎぐらいには私は退勤して18時半ぐらいには帰宅しています。

ーーとても理想的な働き方ですね。

17時退勤ということはフレックスタイム制度を使って早めに来てらっしゃるということですか?

櫻井様:はい、そうです。出社の場合だと、30分始業時間の早い千葉工場と同じ8時~8時半ごろ出社し、17時10分に上がれるときは仕事を終えます。

(就業時間:本社が9時から17時40分、工場や工場研究所が8時30分から17時10分)

コアタイムのないフレックスで柔軟に勤務できる!中抜けも可能!

ーーコアタイムが無いこともあるのかもしれませんが、早出遅出のレベルではなく、中抜けして調整するようなことも可能なんですね。

北原様:はい、可能です。事前の連絡をしっかり行って頂ければ、途中で離席することもできます。

ーーとても自由ですね。私は50社ほどの企業を担当していて、たくさんインタビューもさせていただいていますが、ここまで自由度の高いケースはあまり聞いたことがありませんでした。

現在イベント等はコロナで自粛されているかと思いますが、社内サークルや社内イベントはありますか?

北原様:現在はコロナの影響で社内のレクリエーション活動は自粛しておりますが、本来は各事業所・部署ごとにさまざまなイベントを実施しています。社員の家族も参加できるファミリーレクリエーションや、お花見・BBQ・納涼祭などの季節ごとに催されるイベントもあります。その他、野球部やランニング部、美術部等のクラブ活動もあります。

その他、千葉地区には、テニス部、バスケ部、バドミントン部、男子ソフトボール部、e-sports部、ギター同好会などもあります。

ーー同好会は自由に作れるものなのですか?

北原様:会社から活動費の支援を受けられるのは部活動だけなのですが、仲がいい会社なので、同じ趣味を持った社員が自由に集まって、一緒に活動したりしています。

ーー皆様本当に仲が良いのですね。

北原様:そうですね。千葉工場付近だと広い場所が確保できるので、部活動もより活発なのだと思います。共通の趣味があると仲良くなりやすいですよね。

ーーお昼休みの過ごし方や、オフィス周辺でおすすめのランチスポットがあればお聞かせください。

北原様:東京本社に配属となった場合は、周辺に飲食店やコンビニがあります。数も多いため、ランチに困ることはないかと思います。お弁当などを持参して、社内で食べることも可能です。自席やオープンスペース・会議室で各々自由に過ごしています。

千葉工場のすぐ近くに飲食店はないのですが、工場内事務所に社員食堂があります。安くうどんやカレー、定食等を食べるこができます。売店もあります。


ーーお仕事以外の時間の過ごし方、休日の過ごし方を教えていただけますか?

櫻井様:私は散歩とギターをやっています。

ーーそうなんですね、ギターはご自宅で練習されたり、合同で演奏したりするのですか?

櫻井様:若い頃からの趣味でバンドをやっていた時期もあったんですが、コロナ禍もあって今は一人で家で演奏しています。

北原様:私もよく散歩します。美味しいお店を見つけて食べに行くのが好きなので、コロナ禍で気を付けながらではありますが、外食を楽しむことも多いです。あとは自宅に友人が来たりすることも多いですね。

ーー平均残業時間も少ないですし、フレックスタイム制度もあるので、仕事終わりに使える時間が多くありそうですね。

北原様:そうですね。仕事終わりの時間を習い事や趣味の時間として、楽しむ社員も多いようです。資格取得の勉強に費やす社員もいます。

ーーお子様がいらしたり、ご家庭をお持ちの方も結構働きやすそうですね。

北原様:そうですね。当社には時短勤務制度もありますので、育休明けなど時短勤務で就業する社員もいます。就業時間を自分のライフスタイルに合わせて決定し、就業しています。

ーー障がい者雇用で働いている社員の方はどんな方が多いでしょうか。

活躍、会社に貢献されている方の例もお伺いしたいです。

北原様:社内外問わずコミュニケーションをうまくとり、社員と協力をしながら、気持ちよくお仕事をしていただいている方が多いです。

仕事も自分から積極的に手を上げて取り組んでいただけるため、とても助かっています。

ーー障がいの有無に関わらず前向きにお仕事していただける方が多いのはありがたいですね。

障がい者雇用で長く働いている方はいらっしゃいますか?

北原様:はい、います。

当社の定年は60歳ですが、障がいの有無に関わらず、定年まで勤める社員が多いです。また、定年退職後、再雇用制度を利用し、働いている社員もいます。

ーー櫻井さんも入社されて4年ということですが、キャリアはどのように積んでこられたのでしょうか。

櫻井様:入社してからの4年間で、新しい仕事が増え、役回りがどんどん広がってきました。担当している、広報・総務業務の中で少しずつ習得したことが横に広がっていっている印象で、自身の成長を感じます。

ーー例えばどのようなことでしょうか?

櫻井様:携帯電話の話でいきますと、社員に携帯を支給するにあたって、最初は新しく入社した社員に携帯を割り当てて、支給する準備をする行う程度のことでしたが、徐々にデータベース全体を管理するようになり、今では利用している携帯電話会社との対応を任されるようになりました。また、取引先との交渉や、今後の計画についての商談も任せてもらえるようになりました。

総務も最初は自分が所属する総務グループの予算管理のみをしていましたが、本社の総務部は千葉と四日市の総務部門の統括部署でもありますので、全体の予算の管理なども担当するようになってきました。

 「お節介ぐらいがちょうどいいんです。そういうふうな心を持ってきてください。」

櫻井様:社風に繋がるところだと思っていますが、入社してすぐ部署が開いてくれた歓迎会で、役員の方がおっしゃった言葉をとても良く覚えています。

『お節介ぐらいがちょうどいいんです。そういうふうな心を持ってきてください』

今もこの言葉を胸に抱いて仕事をしているのですが、もし今私と同じように障がいを持っていて、就職活動中の方が見ていらっしゃったら、当社にはそういう人たちがたくさんいるということを知ってもらいたいなと思っていました。

ーーお互い助け合いの精神があるということですね。

最後に、どんな方に入社してもらいたいか、読者のみなさんにお伝え願えますか?

北原様:先ほどもお伝えしたとおり、化学メーカーではありますが、障がいの有無に関わらず、活躍している社員のバックグラウンドはさまざまです。化学の知識が必須となるわけではございませんし、職種についてもこれまでのご経験やスキルによって幅広く検討いたします。周囲の社員と協力しながら、新しい仕事にも前向きにチャレンジいただける方のご応募をお待ちしております。

最後に

文系・理系、障がいの有無にかかわらず活躍されている方が多く、働きやすい環境が整っている企業様だと感じました。

本日はお忙しい中、インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!

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